言葉

樹木希林さんが亡くなられたこと、すごくショックだった。

特別ファンというわけではなかったけれど、時折見る樹木希林さんが演じられている姿がとても好きだった。

最近、twitter樹木希林さんのインタビュー等をよく見かける。どの言葉もとても力がある。樹木希林さんの言葉はただ本人の生きてきたからこその真実で、上辺がない。もっと生前にたくさん知っておきたかったと後悔している。

 

「おこがましいんですけど

ものには表と裏があって

どんなに不幸なものに出合っても

どこかに灯りが見えるものだというふうに思ってる

もちろん幸せが

ずっと続くものでもないから

何か自分で行き詰まった時に

そこの行き詰まった場所だけ見ないで

ちょっと後ろ側から見てみるという

そのゆとりさえあれば

そんなに人生捨てたもんじゃないな

というふうに今頃になって思ってますので

どうぞ物事を面白く受け取って愉快に生きて

「お互い」っていうとおこがましいけど

そんなふうに思ってます

あんまり頑張らないで」